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ゲイの僕にも、星はキレイで肉はウマイ。世界にとってはどうでもいいかもしれない自分の痛みや葛藤を、大切なものとして握りしめて生きている。シロクロつかないグレーな毎日をたゆたう、それでもこれはグレートな人生。セクシャルマイノリティとして生きることの苦しみや喜び、そして日常のきらめきを綴ったエッセイ。「悲劇」を求める世間を軽やかに笑い飛ばし、等身大の生き方を模索する。マイノリティの生きづらさと向き合いながらも、確かな希望を見出す姿を描く。【本文より】LGBTQの「困りごと」を知りたがる人たちは、「悲劇」を求めてきたように思う。だが、「困りごと」というのは、長い坂のようだと僕は思う。その前に立つと、誰もが迂回できる道を探す。あるいは、誰かや何かに背中を押してほしいと願う。そのどちらも選べない時、人は「笑って登る」しか選択できない。苦しさに飲み込まれぬように笑って、「いい運動になる」と意味を見いだしながら一歩ずつ前に進むしかない。セクシャルマイノリティとして生きるということは、この「笑ってのぼる」ことの連続だと僕は思う。
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出版社からのコメント
ゲイの僕にも、星はキレイで肉はウマイ。世界にとってはどうでもいいかもしれない自分の痛みや葛藤を、大切なものとして握りしめて生きている。シロクロつかないグレーな毎日をたゆたう、それでもこれはグレートな人生。セクシャルマイノリティとして生きることの苦しみや喜び、そして日常のきらめきを綴ったエッセイ。「悲劇」を求める世間を軽やかに笑い飛ばし、等身大の生き方を模索する。マイノリティの生きづらさと向き合いながらも、確かな希望を見出す姿を描く。【本文より】LGBTQの「困りごと」を知りたがる人たちは、「悲劇」を求めてきたように思う。だが、「困りごと」というのは、長い坂のようだと僕は思う。その前に立つと、誰もが迂回できる道を探す。あるいは、誰かや何かに背中を押してほしいと願う。そのどちらも選べない時、人は「笑って登る」しか選択できない。苦しさに飲み込まれぬように笑って、「いい運動になる」と意味を見いだしながら一歩ずつ前に進むしかない。セクシャルマイノリティとして生きるということは、この「笑ってのぼる」ことの連続だと僕は思う。